2009年01月05日 月曜日
<n-ヘキサンの分離処理実験をやりました。>
SSとn-ヘキサンでお困りの近畿地方の事業所様からお預かりした水を処理しました。SSというのは排水中の浮遊物質のことで、汚れの原因となっている小さな粒です。n-ヘキサンとは油のことです。油は水にとはそのままでは混ざらないのですが、界面活性剤や高分子剤などの理系剤を使用することによって、水と混ざってしまいます。理系剤とは洗剤と考えてもらえばわかりやすいと思います。
皿を洗うときに最近の性能のいい洗剤ならすぐに油汚れが落ちます。油が落ちるということは化学の力で水と混ぜてしまっているということになります。その混ざってしまった水(エマルジョン化または乳化といいます)が排水処理には厄介なのです。

SSを分離した様子。n-ヘキサンもこのフロックの中に入っています
フロックとはビーカーの下に沈んでいるおろおろのことです。

左が原水。右が処理水。透明になっていることが確認できます。

原水を電気分解した直後の様子
分離凝集しています
ある処理により色がつきました
透明に近づいています